マルハバン(こんにちは)。ありけん代表の金杉です。今月も料理会の日がやってきました。これでありけん料理会第三回目となりますね~。今回はおなじみエジプトの国民食「コシャリ」と、日本料理を作って食べたいという留学生の声に応えて、イスラーム教徒も食べられる「ハラール餃子」を作りました。コシャリは以前ホームパーティーの記事でも取り上げことがありますね。
日本の食材には、いわゆるイスラーム教におけるハラーム(禁止)に値する成分が含まれていることが多いです。豚、お酒がハラームであることは有名ですが、例えば「ブイヨン」 などの動物性エキスは、日本では豚を含んでいることがほとんどですので、ブイヨンを使った料理を食べることはできません。また、お酒という形でなくても調味料などに「アルコール」が含まれていたり、食品の発酵を抑制するために「酒精」という成分で使用されていることもあります。
しょうゆに関しては新大久保で「ハラールしょうゆ」なるものを発見しましたが、残念なことに、市販で売っていた既製品の餃子の皮にはどれも酒精が含まれていました。そこで、餃子の皮を小麦粉を使って一から作ることにしました!
【ハラール餃子】
鶏肉の挽肉、キャベツ、ネギ、しょうがなどのヘルシーな食材で作りました。留学生の中にはエジプトで餃子を作って食べたことがあるという人もいましたが、ほとんどの人にとって初めての経験だったようです。ラーメン屋で働く研究会メンバーの鈴木がリーダーシップを発揮して学生たちに餃子の作り方を伝授してくれたおかげで、餃子作りは順調に進みました。
【コシャリ】
シェフアフマドをリーダーとするチームコシャリからは議論の声がたびたび聞こえてきました。喧嘩しているのかと慌てて近寄ると、作り方について話し合っているだけで喧嘩はしてないよと言われましたが、はたから見るとどう考えても喧嘩。しかし彼らにとってこのように話し合うのは日常茶飯事で当たり前のことのようです。口を挟む余地なし・・・。
【完成!】
餃子もコシャリもチーム関係なく共同作業をしたおかげで効率よく料理を作ることができました!
アフマドのコシャリは塩の加減が絶妙でばくばく食べれますが、やはり炭水化物の塊なのですぐにお腹いっぱいになってしまいました。
ハラール餃子も、手作りの皮が破けることなく綺麗に焼くことができました。しょうゆが好きじゃないと言っていた留学生も、餃子にしょうゆをつけて食べてみると「おいしい!」と言ってくれました。
以上、1月活動報告は代表金杉がお送りしました~。
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